【台湾】建築、有機農業、多分野に広がる微生物利用

海外

微生物を有効活用して、ホテルの客室やビル屋内の清掃が進む台湾。また行政主導のもと進む有機農業にEMを活用しようと取り組みが広がっています。

取材日:2017年1月10日

建築、ホテル・ビル清掃へ活用 宏国グループ

宏國グループは、主に建設やビル賃貸、ホテル経営などを営み、大学も経営しており、EMを活用しています。台北市隣りの新北市にある徳霖技術学院は、全校生徒8000人を持つ専科大学として、工学並びにサービス産業の人材を育成しています。
グループ副会長兼大学理事である林鴻志さんは2015年にアメリカで偶然EMと出会い、興味を持ち、台湾に帰国後、すぐにEM総代理店である劉啓禎さんの啓光貿易(Glorious Trading Co., LTD.」)を訪問してEMを活用し始めました。EMの技術交流会で学び作った液肥をグループ会長兼大学理事長であるお母様の林謝罕見さんが自宅の庭にある台湾では縁起物の金柑の樹に散布したところ、台湾では秋冬にしか実らないはずの金柑が一年中、実り続けることを家族のみんなが驚きました。
2015年度の秋に沖縄で行った世界各国のEMパートナーがあつまったイベントに啓光貿易の誘いで、林さんは徳霖技術大学の教授と共に参加し、EMパートナーとの交流で、より一層EMを認識し、またホテルコスタビスタ沖縄に宿泊したことで、EMの良さを体感しました。
そこで、2015年の12月中旬に、再度啓光貿易のアレンジで林さんはグループ会長兼大学理事長であるお母様を伴い、大学の副校長及び教授総勢10名を率い、比嘉教授を訪問し、ホテルコスタビスタやサンシャイン・ファ-ムなどを見学し、EMを実際に体験した後、訪問最終日の会議で、宏国グループ各社がEMを応用する方針を決めました。
翌年の2016年に、すぐさま大学校内にグループ各社をサポートするEM応用センターを作り、研究員を招聘し、EMの更なる活用方法を研究し始めました。また林さんは校内に1400坪の有機農場を立ち上げ、自ら実践を行っており、グループのホテルの生ゴミを再利用し、肥料にするなど、資源循環にも意欲的です。
大学校内のトイレや調理室はEM活性液を使って掃除をしています。またEMセラミックスを塗料に混ぜて、新校舎の建築の際に利用しました。新校舎は雨水をトイレの水に活用し、雨水タンクにEM活性液を使用する予定です。また浄化槽にもEMを使用し、処理水を植栽の灌水や校舎前の池に利用することを検討しています。


 
台北市にある徳霖技術学院の校舎外観。工学、商学、観光と幅広い学部がある
  • 2016年に完成した塗料にEMセラミックスを活用した新校舎
  • 浄化槽にもEMを活用し、処理水を植栽の灌水や校舎前の池の水として利用予定
  • 8000人もの学生が通う徳霖大学院の校舎
  • 調理室の清掃もEM活性液を活用し、悪臭低減につながり快適に
  • 学内の調理室の什器も、EM活性液を掃除に使用することでピカピカ!
  • 台北駅前にある宏國グループのホテル「シーザーパークホテル台北」。 EM活性液を使用して客室の清掃をしている。レストランの厨房の掃除にもEMを活用中
グループ本社の宏國ビルは、台北市の商業中心地にあり、立派な外観と一等地のため、日本企業を含む外資企業も多く入居しており、高年収の人々が出入りしています。林さんはその1階にEM資材やEM・X GOLD及び有機食品を800点以上扱ったオーガニックショップを運営しています。
1800人もの人々が働くビルでは、トイレ清掃にEMが使用され、臭い消しの効果を発揮し、浄化槽の臭みもなくなりました。また、地下1階にある会員制高級レストランでは、排水溝に流す油脂を分解処理し、悪臭低減のためにEMが使用され、台北市の規制COD基準値をクリアすることができました。また、グループホテルの客室清掃にも導入する予定です。今後はさらに活用を進め、EMの使用量を増やしていく見込みです。
800点以上のオーガニック食品を扱う。エンバランスやプロハーブ化粧品、EM1なども販売
  • 金融オフィス街にある自然派食品店「善国」
  • 宏国建設ビルの玄関。台北101の建設に関わった実績をもつ

コストダウンにEM活用 宏遠国際餐飲グループ HUNG YUAN FOOD CO., LTD.

グループ総勢1000名を抱える宏遠国際餐飲社は、有機農場運営から食品加工までを一貫して手掛ける食品会社です。学校給食やヒンズー教行事の配給食、コンビニ弁当を月10万食市場に供給しています。傘下の食品加工会社の放流水の油脂分解のためにEMを活用していきたいとのこと。有機農場では有機農業に徹するため、今後は自社堆肥をEMで発酵させ、コストダウンを図り、育苗の水やりにも、EM活性液を取り入れ、健康な有機野菜の栽培を強化していく予定です。
 

グループ会社のTAI・YU・ FOOD CO., LTD.副社長の魏さん
  • グループ会社の有機野菜を栽培するハウス。 個人宅配にも力を入れている
  • 台湾では、学校給食に有機野菜を取り入れるよう行政から義務化されている。今後さらに需要が増えると期待される
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