【長野県】ブドウ栽培歴40年以上!美味しいブドウを追及

農業・菜園・畜産

昭和46年からブドウ栽培を始めた長野県東御市の櫻井信夫さん。櫻井さんの育てるブドウは糖度が20度を超え、とても甘いのにくどさがなく、人気です。栽培にはEMが活用され、あま~いブドウを作るのに一役買っています。
9月の取材時は、巨峰出荷の最盛期。巨峰の他にも、櫻井さんが手塩をかけて育てている約10種類のブドウを食べ比べさせてもらいました。収穫時期は生産者にとって、一番の喜びの時です。

取材日:2014年9月20日

ずっとEMを続けて、 ずっと笑顔でおいしいブドウづくりを

長野県東御市に住む櫻井信夫さんは、ブドウ栽培歴42年の大ベテラン。
櫻井さんのブドウは糖度が高く、一般的な巨峰の糖度が17度程度のところ、中には20度を超えるものも多くあります。
その味に惚れ込み、毎年注文するリピーターもたくさん。
栽培している品種も10種類を超えており、ベテランながら、新しい品種も積極的に導入しています。

EMを知ったのは平成9年。今ではEMの大ベテランですが、導入当初は、自分も周りもEM活性液を肥料と思って使っており、導入3年目になったら、農産物が育たなくなってしまいました。比嘉教授(EM開発者)に「やり方が違うのでは?」と尋ねたところ、比嘉教授から「EMは有機物を発酵させて、土を豊かにし、土を活性化させるから、一緒に有機物を入れなければだめだよ」と教えられました。
そこで魚カスや鶏糞堆肥、牛糞堆肥、EMボカシをEM活性液と合わせて使うことで、柔らかく、地力のある土になっていきました。「EMを使っていったら、畑にヘビやカエルをよく見るようになったなぁ。他んとこではそんな話聞かねぇし、それだけ(土の中で)生き物のエサが増えてんのかもな」と櫻井さん。
 
櫻井さんは新しい品種のブドウを見つけると試しに植えてみるなど、今でもブドウ栽培を追究し続けている。
EM活性液は、EM培養機「百倍利器」を使い、拡大培養してから散布機を使って散布します。土壌散布は100倍希釈、葉面散布は1000倍希釈で行っています。

ブドウの栽培にはとても手間がかかります。冬の間は、正月早々に雪の中の剪定作業、雪どけの頃には、木の上をビニールで覆い、アーチ状にします。
この作業をすることで気温が上がり、露地栽培より1週間早く収穫ができ、実がきれいに仕上がります(ブルームと呼ばれる、実の表面につく白い粉状の物がきれいにのる)。
春になり、花が咲くまでに、ちょうど良い大きさのブドウになるよう、花を摘む作業(芽かき)があります。
その頃は朝早くからの作業で「スズメを起こしながら畑を歩いている」とおっしゃっていました。「ブドウ栽培は本当に大変。年がら年中働いてるからね。でもその分、収穫の時の喜びはひとしおだよ」と言いながら、嬉しそうに収穫したブドウの選別をする光子さん(奥様)。

手間をかけた栽培期間を経ての収穫の喜びは格別。いろんな失敗も重ねながら、17年以上もEM栽培を続け、ブドウを栽培してきた櫻井さん。お年は何と81歳(取材当時)とのこと。櫻井さんのお話を聞いた後に食べるブドウの味は、酸いも甘いも知る櫻井さんの歴史の味を感じます。
巨峰の断面図。種有りのブドウの方が栽培が難しく、今のように作るのに10年かかったそうです。
  • 収穫直前の安芸クイーン。櫻井さんのブドウで一番人気!
  • 巨峰。皮に白い粉のようなもの(ブルーム)が見えるのがおいしい印。「種無しよりも味がのっておいしい」と櫻井さん。
  • ロザリオビアンコ。甘みだけでなく酸味もあり、大人に人気。