家庭でつくるEM基礎アイテム

EM生ゴミ発酵肥料の作り方

  • 生ゴミ処理バケツの底に、新聞紙を敷き、EMボカシを底が見えなくなるまでたっぷりとまきます。 ※新聞紙は目詰まり予防や発酵液をこす役割があり、洗う時も便利です。
  • 生ゴミ処理バケツに生ゴミを入れ、EMボカシをたっぷりとふりかけます。 その後、生ゴミとEMボカシをしゃもじなどでよく混ぜ合わせます。
  • 生ゴミを追加する時は、追加分だけEMボカシと混ぜ合わせればOKです。 底までかき混ぜる必要はありません。
  • EMボカシは密封容器で保管すると便利です。 また、EMボカシ300~500gに対し、テラCをスプーン1杯程度混ぜておくと、発酵肥料作りがスムーズになります。
  • ②の表面にEMボカシを薄くふりかけ、上からギュッと押さえたら、フタを閉めて密封してください。
  • 底にたまった発酵液は、こまめに抜き出します。 ※発酵液は500~1000倍に希釈して早めに液肥として使いましょう。
  • ②~④の作業を繰り返し、生ゴミ処理バケツがほぼ一杯になったらフタをして密封し、直射日光の当たらない場所で、1週間程度発酵させます。
  • ヌカ漬けのような発酵臭がすれば成功です。表面に生える白いカビは良い菌ですので問題ありません。
ポイント
※EM生ゴミ発酵肥料は、生ゴミをEMで発酵させたものです。EMが増殖して発酵が進んでいるため、
土に混ぜると分解が進み良質の栄養源になると共に、優れた土壌改良効果があります。

●生ゴミは新鮮なうちに処理しましょう。
●生ゴミは極力水にぬらさないようにしましょう。
●生ゴミはできるだけ小さく切ってください。
●底にたまった発酵液はこまめに抜いてください。

よくある質問

  • 生ゴミ処理バケツに入れてはいけないものはありますか。

    新鮮な有機物であれば何でも大丈夫です。
    卵の殻や貝は、バケツで処理した後土に返してもしばらく残っていますが、障害を起こすことはなく時間とともに土に戻ります。

    入れないほうが良いものは ①プラスチック、ビニール等 ②タバコの吸殻 ③腐ったもの などです。

    また、肉や魚(タンパク質の多いもの)を処理する場合は、ボカシと同じ量の砂糖を入れると発酵が促進されます。多量のアラや内臓の場合、湯通しすると臭いを抑えることができます(その場合とぎ汁で湯通しするとさらに効果が高くなります)。
  • バケツの中で生ゴミ肥料を作る際、空気を抜いて作るのに、生ゴミを土に返すと空気に触れてしまいますが大丈夫ですか。

    発酵した生ごみは土の微生物により分解されます。
    バケツの中で生ゴミ肥料を作る(悪玉菌がなるべく繁殖しないように空気を抜き、EMをバケツの中で増やす)時とは違い、空気があっても大丈夫です。逆に酸欠状態(水分過剰など)は腐敗をまねく事があります。

  • バケツの中の生ゴミの表面が白くなったけど大丈夫ですか。
    白くなっているのは、好気性のカビや酵母が増えている証拠で発酵がうまくいっている指標になります。
    悪臭がしなければ問題ありません。
    空気が多くある表面にはカビや酵母が生えやすいです。
  • EM生ゴミ処理で発酵液(底に溜まった液)の使い道を教えてください。

    液肥として使用したり排水口の浄化などに利用できます。
    液肥として活用する場合は、1000倍以上に薄めて植物の水やりに使用してください。排水口には原液を流すと効果的です。
    液肥は変質しやすいので取り出したらすぐに使い切ってください。

  • EM生ごみ肥料を土に戻す際、植物が植えられていない場所を使ったり、植物の根から離して埋めるのはなぜですか。

    EM生ごみ肥料は土化する際、微生物による分解作用で熱やガスを発生します。これが根に障害を与えてしまう可能性があるためです。一旦畑の作物が植えられていない場所で生ごみを土化させ、それを肥料として使用するか、大きめの容器を用意して「生ごみ:土=1:3」になるように混ぜ、土化させる方法があります。

    土化させずにそのまま肥料として使用する場合は、土の中に埋めるのではなく、表面施用すれば、根に障害を与えることはほとんどありません。ただ、生ごみ肥料の臭いに害獣が寄ってくる場合があります。そのため、表面施用の場合は①EM活性液の5倍希釈液を上から散布する(臭いを抑える)、②生ごみを隠すように刈草等で覆うなどとするといいでしょう。
  • EM生ごみ発酵肥料は育てる野菜によって入れる量を計算する必要がありますか。
    生ごみ肥料の成分は、家庭から出てきた生ごみの種類によってバラバラなため、肥料成分を計算するのは難しいです。
    EMを活用した家庭菜園では、生ごみなどの肥料は「農作物のための肥料成分」というよりも、「微生物(EM)のエサを増やし、土の中の有用な微生物が増えやすい環境をつくるため」とお考えください。
    作物の生長に合わせて追肥(ボカシ)で補う方法もあります。
  • EMボカシを生ゴミ処理に使用する時の使用量目安を教えてください。
    使用量目安は生ゴミ全体に十分にいきわたり、ボカシ自体が固まりにならない程度が目安です。ちょうど胡麻和えのような状態です。生ゴミバケツでもコンポスターでも生ゴミに均一に、十分に混ぜる必要がありあます。心配な場合は、多めに入れると安定して発酵します。
    11リットルのバケツでボカシ(300g)5~6袋、18リットルのバケツでボカシ(300g)7~8袋が目安です。ボカシ300gに対し、テラCを大さじ1程度混ぜて使用すると、発酵が安定し、失敗が少なくなります。
  • 生ごみ処理用にEMボカシⅡ型(魚粉や油粕が入ったもの)を使ってもいいですか。
    魚粉や油粕は栄養素として窒素(N)を多く含んでおります。生ゴミ処理をする際、窒素が多いとアンモニア等の臭い物質の発生源となります。生ごみ処理に使用するEMボカシは、魚粉や油粕の入っていないⅠ型(米ぬか主体の物)を使用することをお勧めします。

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