EMと共に生きる人々(WE USE EM)

未来の環境に貢献するという目標から生まれたエンバランス

元は自然資源。 人や環境に優しい もののはず。

株式会社ホワイトマックス 取締役会長 増本勝久さん

【株式会社ホワイトマックス 取締役会長 増本勝久さんインタビュー】

――「包まれた『もの』が、外から受ける様々な影響に負けないような元気を持つように」という願いの込められたエンバランス。その開発者である、増本勝久さんにお話を伺いました。



「菌というのは、元々善玉も悪玉もなく、どんな環境に置くかによって生み出されるものが違うだけ。地球や宇宙といった全体から見たら、元々悪者はいない。人の意識が作り出しているだけ」そう語る増本勝久さんは、1983年、当時まだ素手で食品加工を行っている所も多かった日本に、欧米のような食品衛生管理の時代を切り開こうと、食品衛生のプラスチック製品を販売する株式会社ホワイトマックスを40歳で創業しました。

 1990年代に入ると、ダイオキシン問題、地球温暖化への影響が叫ばれ、「悪者」の烙印を押されたプラスチック。「本当に悪者なのか?本来はもっと環境や人体に良いプラスチックが作れるのではないか?」という思いを抱きました。

原料は元を辿れば原油。地球が創り出した自然資源であり、多くのプラスチック素材も炭素と水素が結びついただけの本来人間にも優しいもののはず。これを粗末に扱ってはならない。そんな想いから「新しいプラスチックを作ろう」と決めました。 
 
増本さんが思いついたのは、鮮度保持の機能を持ったプラスチック。様々な本や資料を読み、開発の方法を模索し、その中で高温高圧の水に関する科学、「水熱科学」の理論に出会いました。

水の奥深い研究を初めて知り、可能性を感じた増本さんは、情報を集め学びました。
「その頃、妻がEMを知り、室内でEMの希釈液を散布していました。何となく心地良さを感じていて、ある時、ふとEMが水に作用して心地良さを作っているのではないか、と思いつきましてね」。
水熱科学から学んだことにより、プラスチック製品の製造工程中における諸条件を変えることが、製品の機能に影響することを知った増本さんは、その諸条件を、EMを使って変えれば、出来上がる製品の機能も変わるのではないかと直感したのです。
的に学び始めて、熱心に大学へ依頼して多くの実験を重ねるうちに、結果の予想が立つまでになりました。
ノーベル化学賞を受賞する前の野依良治教授にも会いに行きました」

こうして誕生した開発品第一号は、従来のプラスチックと比較実験をしたところ、すばらしい鮮度保持力を発揮しました。しかし、当時は生きた菌であるEM1しか発売されておらず、安全衛生対策は「殺菌」が常識の食品関連業界では、全く受け入れられませんでした。
製品化の目処が立たず、諦めかけた時に、菌を含まない飲料であるEM・Xが発売され、EM・X(現在はEM・X GOLD)を使用して開発が成功したことによって、ようやくエンバランスは誕生しました。

発想の転換ー前進するためには

EMの有用な作用が付与されたエンバランス樹脂には、包んだものの劣化や腐敗を抑え、水や食材の味をまろやかにさせるなど、様々な良い作用があり、従来のプラスチックと比べて、大きな違いがあります。
普通のプラスチックは紫外線に弱く、屋外などでは短期間で劣化し、最終的には微細に砕けマイクロプラスチックとなります。

目に見えない程に砕けたプラスチックは回収も非常に困難で分解もされないため、大量に海を漂い、生態系への影響が懸念されるなど、環境問題の一つになっています。しかし、エンバランス製品は屋外に十年以上置き続けても割れて砕けることはありません。
エンバランスの最初の製品である水タンクは、20年間屋外で使用していてもボロボロになることがなく使用できます。    
「普通のプラスチックにエンバランスが30~40%混ざれば、その機能が加わります。海に流れたりしても粉々にならず、回収しやすい。だからエンバランス製品はどんどんリサイクルに出して欲しい。資源ごみに出してもらえば、リサイクルされて混ざっていく」

以前は使い捨ての製品をなるべく使わず、機能性に優れたエンバランス製品を長く使って欲しいと考えてきましたが、今ではそう思うようになったと言う増本さん。「2015年に新鮮ラップを発売しました。ラップをどんどんリサイクルに回していただけたら、と思っています。発想が真逆になりました。世の中のプラスチックがみんなエンバランスの機能を持ったら、うちの会社の寿命も短くなってしまうけど、会社より地球の寿命のほうが大事でしょ。『地球を救う大変革』※1を実践するのが最優先だから」 
         
 常に未来の社会を見つめる増本さんの温かい想いから生まれたエンバランスには、「エンバランスの機能が、食品、水、人や環境など、多くのものに優しく働いてほしい」という願いが込められています。


※1 書籍「地球を救う大変革」比嘉照夫 著(サンマーク出版)
ポイント
~エンバランス加工樹脂とは~
「エンバランス加工」は必須ミネラルを含んだ水を、容器などの素材であるポリプロピレン、衣類の素材であるポリエステルなどと、水熱科学の理論を用いて反応させる加工技術です。素材からこだわり、良質の水、厳選した素材を用いています。
[日本特許、USA特許取得 ][食品添加物等規格基準適合品(厚労省告示第201号)]