EMと共に生きる人々(WE USE EM)

毎日会いに行きたくなるお米を作る農家さん

茨城県竜ヶ崎市 関口農園 関口文夫さん

稲は愛人

田んぼに行く時は「愛人のところに行ってくる」と妻に言ってます。妻には呆れられていますが、それくらいの気持ちがないと美味しい米を育てるなんてできません。我が子じゃなくて愛人です。自然とそんな感情が湧いてくるんですよ。愛情は込めれば込めた分だけ返ってきます。私は観察するのが好きだから、誰よりも稲の生長の変化を細かく見ています。
 
私は約13年前にガンを発症しました。そこから食の重要性を考えていたんですが、本格的に取り組み始めたのは有機農業を指導している先生に出会った7年ほど前ですね。先生から「化学肥料は命の源にはならない」という話を聞いて、せっかく作物を作るなら有機栽培でやったほうがいいと思い、やり始めました。
 

楽をするのは楽しくない

最近はお米農家もだいぶ減ってきましたね。その結果、残った農家一人あたりの耕作面積が増えて大規模農家になった人が多いね。大規模なので、農薬や化学肥料を多用しないとどうしても作りきれないみたい。

私は、他の農家さんの十分の一くらいの面積での栽培ですが、強いこだわりを持って栽培しています。農薬や除草剤、化学肥料も全く使ってないので毎日草刈りで大変ですよ。面積が広いとどうしても楽をしたい気持ちが出てきて、仕事が雑になってしまう。楽をするのは簡単だけど、私は嫌いなんです。収量は少ないけど、その分想いを込めて美味しいお米を作っている自信はありますね。

田植え、稲刈り以外にもずっと忙しいですね

苗を植えた後、田んぼの畔にビニールを張る。水を溜めるためでもあるけど、草刈りを楽にするためにやる。やるのとやらないとじゃ全然違う。水持ちも違うし、田んぼに雑草が生えないんですよ。稲刈りが終わった後も忙しいんです。

まず鶏糞を撒いて、さらに1ヵ月経つとケイ酸を撒く。土の成分を調べて来年必要な肥料を入れる。その後畝を立てて、土の中で藁を分解させると藁がアミノ酸になって土が豊かになります。その過程でEM活性液は1反で80リットル入れています。

有機の資材にもいろいろあって新しい資材を試す時は、始めから全部の田んぼでやります。やる時は全力ですね。

食べる人の健康を第一に考える

試しに漢方を資材に入れた田んぼもあるんだけど、資材費がかなりかかって利益はあんまりないんだよ。でも、食べてくれた人が健康になってくれるならそれでいい。損得の欲ではやってないから。だから私は経営者には向かないね。でもその考えを持っている農家が一番良い農家だと私は思ってます。

お金は自然についてきて暮らしていける分があれば十分。お金のことばかりを計算してたらダメになっていく。何をもって生きるかっていうのがある人とない人では、その人から出るエネルギーとか周囲の人の笑顔や繋がりがだいぶ違うと思います。

私は本当に美味しいお米を作りたい。収獲量は多くなくてもいい。良いお米を作ってそれを食べてもらって健康になってもらえれば、それが一番幸せです。

 

関口農園のお米が買える!直売所はこちら

◆えるふ農国(茨城県つくば市稲岡66-1 )
営 業 :9:00~19:00
休業日 :なし
TEL   :029-896-6161
アクセス:つくば牛久ICより土浦市・学園都市方面へ車で約5分
◆たつのこ産直市場(城県龍ケ崎市馴馬町2618)
営 業 :9:00~18:00
休業日 :毎週月・火曜日、年末年始(12月29日から1月3日)
TEL  :0297-62-0715
アクセス:牛久阿見ICから県道48号方面に車で約20分
◆農事組合法人 大地のめぐみ 農産物直売所 大きなかぶ
(茨城県稲敷郡阿見町小池2157-24)
営 業 :9:30~17:30
休業日 :お盆、正月
TEL   :029-846-6115   
アクセス:牛久阿見ICから県道48号方面に車で約5分
◆みずほの村市場 牛久店
(茨城県牛久市女化町1098-4)
営 業 :9:00~18:00 
休業日 :1月1日、2日
TEL   :029-879-7131
アクセス:牛久阿見ICから県道48号方面に車で約10分