EMと共に生きる人々(WE USE EM)

美しきニッポンの誇り「What is 和の精神?」

調和という美しさ

EM開発者の比嘉照夫教授は、国民の正義感、使命感について常に語ってきました。そして昨年出版されたのが渾身の一冊「日本の真髄」。本誌では、この書籍に込められた重要なメッセージを別の角度から眺めてみたいと思います。
日本の長い歴史の中で培われた和の精神とは、「自然を敬い、世のため人のために思いやりを持って行動すること」です。ところが残念なことに戦後の日本人は利己主義(自分の利益を追求する姿勢)の傾向が強まったと言われます。「それってそんなに大きな問題なの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
EM開発者の比嘉照夫教授は、国民の正義感、使命感について常に語ってきました。そして昨年出版されたのが渾身の一冊「日本の真髄」。本誌では、この書籍に込められた重要なメッセージを別の角度から眺めてみたいと思います。
日本の長い歴史の中で培われた和の精神とは、「自然を敬い、世のため人のために思いやりを持って行動すること」です。ところが残念なことに戦後の日本人は利己主義(自分の利益を追求する姿勢)の傾向が強まったと言われます。「それってそんなに大きな問題なの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

はい、人類にとって深刻な問題なんです。
日本と日本以外の国の重大な違いをご存知ですか? それは国の統治の本質です。歴史上に興った数々の王国、帝国の統治の本質は、「支配」という対立構造でした。支配される者は、国王という支配者に権力や武力によって抑えつけられ、支配者への反発や敵対感情が生まれます。すると支配者はますます抑えつけを強めます。
「昔の日本にも支配者がいたから西洋と同じじゃないの?」

いいえ、違うんです。確かに鎌倉から江戸時代まで武家政治だったので封建国家のように思われがちです。しかし日本は建国以来、一貫して天皇陛下が国を治める皇国です。これは世界で唯一の体制で、国王と天皇の意味は全く異なります。天皇陛下は古来より国民を「大御宝」と呼び、その幸福を祈られました。それは昨年の上皇様ご退位の際の「国民への深い信頼と敬愛をもって」という御言葉にも現れています。そして国民の幸せを深く祈るお姿を見た国民は、天皇陛下を「大御心」と呼んできました。

つまり、日本の統治の本質は「支配」ではなく「和」だということです。天皇は圧制政治の権力者ではありませんでした。日本の統治構造は本質的に対立を生みません。この意味がお分かりでしょうか? 日本は「和の精神」の上に成り立っているため、自然と皆が調和し、争い事が少なく、幸せな社会を築くことができる孤高の存在なのです!
 

和の精神は人類の宝

支配と対立構造を基礎にした西洋的感覚からすると「ありえない国」ですね。この本質的な違いの重大さを日本人自身も理解していません。私たちが西洋をお手本にして政治、教育、組織経営を行うこととは、負の側面もあるということです。西洋の良さを取り入れるだけでなく、和の精神とそれを育む国家の仕組みの本質を世界に伝え、人類の宝を守ることが必要です。

「日本の真髄」の中で、比嘉教授は天皇を中心にして国民が愛国心と利他の精神(和の精神)を育むことを訴えています。これから私たちが名実ともに令和(美しき調和)の国民となり、一日も早く世界の人々に調和の道という希望を届けたいものです。

(文:本誌編集部)