EMと共に生きる人々(WE USE EM)

味わうEM物語「世界が認めるコーヒーでやすらぎのひと時を」

農園にとって重要な工程のひとつで、コーヒーの赤い実から剝いた種(生豆)を太陽の下でしっかりと時間をかけて乾燥させる。水分や果肉を残さないことが品質の高さに繋がる。
一日の始まりの朝に多くの人に飲まれるコーヒー。焙煎の仕方や産地でも味や香りが異なるため、お気に入りのブランドがある人も多いはず。そこで今回は、国を挙げて一級品を追求するコスタリカコーヒーの魅力をご紹介します。

コスタリカ共和国は中央アメリカ南部に位置し、西は太平洋、東はカリブ海に囲まれた自然豊かな動植物の楽園。数あるコーヒー産地の中でも、コスタリカは酸味、苦み、甘みのバランスがとれた、焙煎士の力量で味の個性が際立つコーヒー豆の名産地と言われています。

安定した日照と降水量に恵まれ、栽培に適した気温、活火山の灰が生み出す豊かな土壌、そして自然の壮大なエネルギーが高品質なコーヒー豆の生産を実現させています。
さらに高級な豆の品種として名高いアラビカ種以外の栽培を法律で禁止し、徹底的に豆の品質を維持しています。

そんな美味しいコーヒーの輸出に力を入れるコスタリカに、日本人と現地の人が力を合わせて農薬・化学肥料を使わない栽培に取り組むサンタルシア農園があります。EMで土作りを行うので、土が柔らかくなり、樹が元気に育つため、この農園の豆は米国のNPO「ACE」が最高品質のコーヒー豆と認定する「カップ・オブ・エクセレンス」に複数回も輝くほど。

肥料は自然のものにこだわり、栽培の過程で出る葉や茎、果肉などを発酵させて堆肥にすることで、果実の香りや味わいの良さに繋がっています。手摘みで一つ一つ収穫された果実は、豆と果肉を手作業で丁寧に分け、カリブの熱い太陽の下で自然乾燥させた後、日本の焙煎士の元にたどり着きます。また、廃棄される果肉は川の水質汚染の原因になるため、サンタルシア農園では、果肉を含んだ排水を農園内でEMを使って浄化しています。
沖縄県でコーヒーショップ「豆ポレポレ」を営む仲村良行さん。迫力があるドイツ製の焙煎機を巧みに操る。
コーヒーの味を決めるのは焙煎士の技術。サンタルシア農園の豆は、機関車のような大きな音をたてるドイツ製の焙煎機を操る仲村良行さんの手に委ねられます。沖縄県で世界中のコーヒー豆を焙煎する仲村さんは、イタリアで行われた焙煎技術を競う「ワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ※」で2018年準優勝の実績を持つ焙煎士。

狙った味になる一瞬を逃すまいと焙煎機の中の熱風温度や風量、焙煎時間を意識して行われる調整は、毎回緊張感が漂います。「美味しいコーヒーを作るため」の一点に集中した焙煎。
香りが高く、飲んだ瞬間にフルーティさやコクが口に広がる味わいです。遠いコスタリカの地から沖縄へと旅したコーヒー豆の物語は、あなたの朝をやさしく飾ります。

※各国の大会を勝ち抜いた代表となる焙煎士が焙煎技術を競うために毎年開催される世界大会。
  • 焙煎機の中でぱちぱちと爆ぜていた豆が仲村さんによりタイミングを計って取り出される。そして、熱を冷まして袋詰めへ。
  • 仲村さんが焙煎した2種類の挽き豆。芳醇な香りがクセになる深煎りのコクアルド、フルーティな味と香りの浅煎りサッパリーナ。
ーおススメSPOT紹介-
仲村さんが焙煎したコスタリカコーヒーと健康的なヴィーガンスイーツが楽しめます。
暮らしの発酵 DELI&CAFE
沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場1478番地
営業時間/8:00~19:00  TEL:098-935-1500(代表)