• #EMと共に生きる人々

映画に込められた希望”今、伝えたいこと”がある

どんどん悪化する地球環境の汚染と破壊の解決策を模索する中で、微生物と人間の意識という重要なキーワードにたどり着ついた白鳥監督。映画『蘇生Ⅱ~愛と微生物~』にかける想いを白鳥哲監督にお聞きしました。特別企画第2弾です!

映画監督・俳優・声優もこなす白鳥哲監督。
映画『祈り』は、ニューヨークマンハッタン国際映画祭グランプリなど数々の国際映画祭で賞を受賞し、<br>劇場上映期間3年3か月という国内歴代一位のロングランを達成。

白鳥哲監督に映画への想いをお聞きしました!

どんどん悪化する地球環境の汚染と破壊の解決策を模索する中で、私は微生物と人間の意識という重要なキーワードにたどり着きました。
3年の月日をかけて現在も製作を進めている次回作品『蘇生Ⅱ~愛と微生物~』の中で伝えようとしているのは、福島の放射能汚染の区域内で、自然を破壊することなく、微生物の力で安全かつ健康に生活できる環境を実際に作り出している方々の実話や、科学的な研究の裏付け、そして「私たちの意識が、自分自身の健康や地球環境に大きな影響を与えている」という事実です。
微生物の技術と私たちの愛ある心が合わさった時、問題解決の道が現れ、それは見返りを求めない精神と具体的な行動によって実現しました。これは、人類の希望のたね種だと思いました。この作品によって、具体的に一人一人の日々の生き方に気付きと変化が生まれていくと思います。
■映画『蘇生Ⅱ~愛と微生物~』出演俳優  中村 繁之さん
演じる側なのでご本人の本心たるや計り知れませんが、被害を受けた大地はあまりにも広大で、決して楽ではない作業を夏も冬もずーっとやり続ける姿を想像すると、宇宙の数多の星々の中から一つの星を見つけるかのような気持ちにもなりました。
私自身も地道に一生懸命やっていくタイプなので、共感するところがあります。放射能問題が解決に向かうように、この作品が多くの方の目に止まって欲しいなと思います。
 

EM(有用微生物群) に感謝する愛

取材のために何度か現地を訪れ、原発とEMについての気付きを語り合った方々がいます。
福島第一原発事故以降、一度も避難することなく、立入制限の警戒区域に指定された自宅に留まり、EMを自宅周辺の山林や田畑、家屋、室内などに散布し続けながら元気に暮らしている方々です。

彼らは自分の田畑でEMで育てた米や野菜を食べ、文字通りEMに包まれた生活を続けているうちに「私たちは生かされている、守られている」という宇宙自然の大いなるものへの感謝と気付きが自然と深まったと言います。そして、様々な現象の裏側にある目に見えない仕組みに注目した時、EMに包まれていると「自然環境の乱れたバランスが整ってくる」という考えに行き着いたそうです。

バランスが取れればどんな環境でも健康に暮らせるということを身をもって証明しながら、幸せな生き方を伝えてらっしゃるんです。

現在制作中!ドキュメンタリー映画『蘇生Ⅱ ~愛と微生物~』

国が進める福島の放射能汚染対策は、放射線量の高い表土を削り、袋詰めし、一か所に集めて保管するという方法。
それは放射能問題の未来への先送りであり、根本解決にならないという強い危機感から、白鳥哲監督は、2015年公開の映画『蘇生』の中で、放射能汚染の本質的な解決の糸口が微生物にあるというメッセージを発信。

その後の追跡取材によって、微生物(EM)散布の成果や研究機関による検証実験結果、微生物技術の進化が明らかになってきた。そこから導かれた白鳥監督の一つの確信が続編の映画『蘇生Ⅱ ~愛と微生物~』で描かれる。
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