• #EMと共に生きる人々

大阪発 EM尽くしのこだわりカフェレストラン

ORIBIO合同会社は大阪府吹田市に会社を構え、様々なサービスを提供する会社です。その中の一つで、ベジタリアンやヴィーガン向けのカフェレストラン事業も展開し、お店には様々なこだわりや工夫が施されています。農産物だけでなく、カフェの内装や植栽など、至る所にEM(有用微生物群)が活用され、社長の瀧本晋士さんはEMの可能性を引き出す達人。まさにEM尽くしのカフェです。


※EM(通称:EM菌*)はEffective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、特殊なひとつの菌ではなく、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、どこにでもいる微生物で、人間にとっていい働きをしてくれる微生物の集まりです。

ORIBIO合同会社は大阪府吹田市に会社を構え、様々なサービスを提供する会社です。
その中の一つで、ベジタリアンやヴィーガン向けのカフェレストラン事業も展開し、お店には様々なこだわりや工夫が施されています。

農産物だけでなく、カフェの内装や植栽など、至る所にEMが活用され、社長の瀧本晋士さんはEMの可能性を引き出す達人。まさにEM尽くしのカフェです。

ORIBIOの魅力はそれだけではありません。スタッフもお客様も、食を通して同じ価値観を持つ仲間と共に楽しめる場所として、子どもたちのために農業体験の場も作っています。EMを使った農業体験の活動は10年以上続いています。カフェの2階には、大勢が集まってイベントができる多目的スペースもあり、子どもたちの学習発表会なども行っています。

まるで小さな学校のようでもあり、遊びと学びと食べることが一体となった生活の場でもある不思議なカフェ。このスタイルがどのように出来上がったのか、社長の瀧本さんと広報部の竹井三和子さんにお話しを伺いました。

※卵や乳製品など、動物性食品を一切口にしない完全菜食主義者。       
 
ORIBIO合同会社のみなさん(左:社長の瀧本晋士さん、右から二番目:竹井三和子さん)

EM農法しか知らない からこそできたこと。 知らないからそれが当たり前。

【社長 瀧本 晋士さん】
十数年前、趣味で椎茸を栽培していたんですが、広さは農家くらいの規模でやっていましたね。そんな折、比嘉照夫先生が三重県で講演される機会があったので、その時に比嘉先生から直接、椎茸の栽培方法と畑でのEMの撒き方を教わりました。それからも比嘉先生に教わりながら実践しているとどんどん成功していきました。私は農家ではないので、農業の基礎はあまり知らなかったんです。だから、とにかく大量のEMを活用して栽培していました。  
 
私は農業の観点からEMに注目したわけではなくて、「人の健康は腸内環境から」という考え方で腸内細菌への関心から入ったので、収量を上げることやコスト計算は全く考えていませんでした。植物に対して「このくらいEMを入れたらもっと大きくなるんじゃないか」という感覚でEMを使っていましたね。
そうしたら、EMで作っていた千両茄子が、本来の千両茄子より明らかに大きく立派なものが収穫出来たんです。その茄子を比嘉先生にお見せしたら、それが限界突破だと言われました。限界突破を無意識でやっていたんです。
私は古聖の考え方が好きで大学、中庸、論語、孔子、老子を学んでいました。比嘉先生のところへ限界突破の話を聞きに行った時、先生が「土が植物の本来持っている力を呼び起こしてくれる。だから限界だと思っていたものをはるかに超える。微生物が植物に対して与える影響は人間でいう『仁』とか『義』みたいなものだ」と。

また「道徳感覚で正しいことを行っていくには限界がある(善悪の判断で裁く心が生まれる)。孔子の言うような『仁』(思いやりの心、私心の克服)とか『義』(無欲な正しい道)で生きると、本当にこの世の中のための行いになるので、人間を超えられる」とおっしゃったのを聞いて、なるほどと思いました。

他のEMを使っている方とお話ししても、「農業をやっているから」栽培にEMを活用するとか、「料理をやっているから」調理にEMを活用するという感覚なんですよね。僕自身は、EMが人間のために限界を突破を起こしてくれて、世の中を変えられるきっかけになるという感覚なんです。言うなれば「仁」や「義」のためにEMを使っている感じですよね。

だから大量に使っているという感覚はなくて、必要と思った分、一般的に言う適量と同じで自分の中の適量を使っているだけ。比嘉先生は「効くまで撒け」とおっしゃっていたから「効いている」と思うまで撒いているだけなんです。農家さんだったらもっと別の効率のいい方法を考えるかもしれないですけどね。
  • 比嘉先生に教わってEM栽培した椎茸。趣味とは思えない成長ぶりです。
  • 限界突破したトマト。一房で200個以上採れることも。

EMが繋ぐ人と人。すべてが繋がっていく。

【広報部 竹井三和子さん】

ORIBIO合同会社を設立する以前から、社会貢献していくことについて教えてくださっていたのが、丸橋CEOでした。丸橋CEOは、ベジタリアンが集まる仲間の中にいて、既にビジネスで成功されていたため、経営一切をボランティアで引き受けるから、一緒にカフェを始めようと誘ってくれて合同会社を皆で立ち上げました。 

また、丸橋CEOと瀧本社長が子どもたちの集まる場所、学べる場所を作ってくださり、子どもたちに勉強会などの学ぶ機会を提供してくださっています。自社の畑で子どもたちの農業体験をしたり、地域のボランティアの方やお店の常連のお客様に声をかけて一緒に稲刈りなどもしています。

最初は知り合いの人に借りた畑で子どもたちと農作業をしていたのですが、その姿を見た地域の方が、「機械を貸してあげる。うちの畑を使ったらいい」と言ってくださって、広がっていきました。

畑をやり始めたのが約10年前、ORIBIOカフェを開いたのが7年前です。子どもたちと一緒に畑で野菜を作っていたので、カフェをオープンする時には既においしいEM栽培の野菜が揃っていました。 
  
子どもたちに教えるだけ、見せるだけでなく実践する場として畑や田んぼがあります。瀧本社長が実際にEM活性液作りやEM団子作りを見せて、子どもたちが実践するという流れでやっていました。

子どもたちは素直なので、より丁寧にやってくれます。EM活性液作りも自分たちで仕込みの段階から行っています。最初に作り方を教えてもらった時、早く完成するようにずっと抱いて温めて育てていた子もいました。

そんな風に心を込めてEMと素直に向き合っているので、EMも野菜も子どもたちも素直にどんどん成長していくんです。
  • きれいな稲架掛け。これもなんと子どもたちだけでやっているんですよ。
  • 大自然の中で田植えをする子どもたち。学校では味わえない貴重な体験です!
  • 黄金色に実った穂。子どもたちの丁寧な作業の賜物です。
  • 畑で採れた立派な人参。写真から新鮮さとおいしさが飛び出しています!

ORIBIOの こだわり空間

ORIBIO Cafe Diningは出来る限り自社の畑でEM栽培した「オリビオ野菜」を中心に、その他のEM野菜、無農薬や自然栽培の野菜を使用した菜食カフェレストランです。EM技術を、野菜・水・内装・空間に至るまで様々な場所で活用し、私たちの周りを取り巻く目に見えない微生物のバランスを心地よく整えています。
玄米食や菜食とは違う、「根源食」という考えをオリビオスタイルという形で発信しています。

「自分が使って悪いものは、徹底して使わない」というのがORIBIOの方針。
お客様には「ここに来れば、絶対に安心」「調理の全てにEMを使っているから、安心できるお店だ」と思っていただけるよう、細やかなところまで独自のこだわりを貫いています。
ベジタリアンの方だけでなく、食べ物に気を使っている方も安心しておいしい食事を楽しめる場所です。     
 
  • なんと店内ではEMX GOLDを薄めた「GOLD水」の流れる滝があります。
  • 壁にかかっている和紙にも制作段階でたっぷりEM活性液を使っています。
  • 食事スペースではお客様同士がEMの話題で盛り上がることもしばしば。
  • 食品の保存には業務用のエンバランス容器を使用。
  • 取材前日に収穫された採れたて野菜。野菜がイキイキしています!
  • 旬のEM野菜スープのラーメン。時期によって違う野菜の味が楽しめます。
  • こんなに立派な椎茸初めて見ました!
    もはや芸術品ですね。
  • 何百種類もの野菜や果物から作られた酵素ジュース。
  • 香ばしく焼けた巨大な椎茸。噛むほどに旨味と甘みが口の中に広がります。

ORIBIO Cafe Diningのアクセスはこちら!

■ORIBIO Cafe Dining〔本店〕
大阪府吹田市青葉丘北7-2 OriginShip 1F
Tel:06-6875-5878
HP:https://www.oribiocafe.com/

■名古屋店
愛知県名古屋市千種区春岡通6-2-1
Tel:052-731-8887

■香川店
香川県善通寺市上吉田町3-1-5
Tel:0877-35-7155

■鳥取店
鳥取県鳥取市湖山町西1-743
Tel:0857-28-7388