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穂がたわわに実ってきましたよ!新潟県えちご上越のEM美味米

新潟県上越市には、美しい自然に囲まれた地域でEM美味米栽培をしてくださっている生産者さんグループがあります。今年(H27年度)は4名の生産者さんが、EM美味米を栽培してくださっています。今回も、JAえちご上越・わかば営農生活センターの小林さんとともに、各生産者さんの田んぼを回りました。

取材日:2015年8月17日

穂が色づいてたわわに実ってきました!

湧井さんの田んぼ。穂がたれてきて、順調に育っています
前回、穂が出る直前には、穂肥えを入れて葉が青々していましたが、わずが1ヶ月で、穂が出て、どんどんお米が膨らんで、穂が黄色く色づきながら頭を垂れてくるんですね~。植物の生長って早いですね。9月の上旬には稲刈り予定。順調に大きくなっていて、収穫が楽しみです♪
竹内さんの田んぼ。雨水だけで栽培しているから、今朝の雨は恵みでした。田んぼの水は心配なしです
収穫時期を決めるのは、実は難しいんだそうです。
天候を見ながら、晴れた日にやるのだけれど、1日2日の差で、
実の充実度がアップして味が乗ったお米がとれるのだとか。
ちょっと刈るのが早いか、ベストタイミングでできるか、そういうことも関係するんですね~。農業って本当に肌感覚が必要です。
稲刈りまでの残り1ヶ月弱、順調に実が大きくなるように祈ります。
湧井さんの田んぼ。クモが稲を食べるバッタを捕獲してくれるので、田んぼにクモがいるのは良いって言いますよね~

雨の恵みと日の恵みを受けて、あとは待つのみ!

午前中の雨が上がって、田んぼの中はくもの巣がきらきらと光っているのがよく見えました。おっと、こんな場面に遭遇するとは!クモは肉食なので、稲の葉を食べるバッタなどの草食性昆虫を食べます。だから、田んぼにクモがいるのは良いことだって言いますよね~。でもちょっとかわいそう。
外立さんの田んぼ。まんべんなく同じように生育していて良いですね~
鳥が群れになって田んぼの上を飛んでいます。だいぶ実って穂が黄色く色づいてきたので、お米を狙っているのでしょうか。この豊かな自然の中では、昆虫も鳥もみんな生態系の一部。だけど、お米を食べるのは少しだけにしてね。

田んぼのお世話ありがとうございます!

澤田さんの田んぼです。こちらも順調に穂が大きくなっています
えちご上越皆さんの田んぼを見ていると、自然とともに人は暮らしてきたんだな~、そして自然の恵みをいただいて生きていくんだな~と、しみじみと感動します。
美味しいお米ができるといいな、と単純に思いつつも、
日々、この田んぼとともに生活している皆さんの心や、この土地の自然の気が、お米に入っていくんだな~と、そんなことを感じます。

みなさん、田んぼのお世話ありがとうございます。
次回はいよいよ収穫の時期をお伝えしますよ。