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地域と観光が育むアロハの心~ゲンキ・アラワイ・プロジェクト~ハワイ州ホノルル市 EMハワイ<後編>

ゲンキ・アラワイ・プロジェクトのアラワイ運河浄化活動

【概要(詳細は前編)】
ゲンキ・アラワイ・プロジェクト(Genki Ala Wai Project)は、非営利団体ハワイ・イグザンプラリー・ステイト基金の中の一団体として2019年に結成され、アラワイ運河をEMで浄化する役割を担うことになった。当初は親元となる財団がそれぞれの団体の活動を支援する形を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で財団の活動が中断。

しかし、ゲンキ・アラワイ・プロジェクトメンバーたちは支援がなくても自力で活動をスタート。近隣の小学校や住民と共に始めた活動は、現在200以上の学校や企業、ホテルなどの観光施設やハワイ観光局などの協力を得て大きなうねりを見せている。地域社会と観光客が協力して共に自然を再生する試みと、そこに込められた「アロハの心」を追う。

日本のEM技術がハワイと日本の架け橋に

 
〈ポケモンワールドチャンピオンシップス2024〉では、モンスターボールに模したEMゲンキボールがアラワイ運河に投入された。日本のアニメと技術がハワイの環境再生の一助となった。
 
ハワイ州観光局地域交流部シニアディレクター カレン・ワタル・ナカオカさん
Karen Wataru Nakaoka Sr. Director, Member & Community Engagement Hawai‘i Visitors & Convention Bureau
ハワイ州観光局地域交流部マネージャー エリック・モックさん
Eric Mok Manager, Membership Communication Hawai‘i Visitors & Convention Bureau
ハワイの観光が持続可能であるためには、この土地を美しく魅力的にしているハワイの自然環境を守られなければなりません。しかし、観光客が増えることで様々な環境が悪化し、地域住民と観光客の間に溝が生まれることもあります。

そんな中、観光客が地域住民と共に環境保全活動をすることはとても大きな意味があります。観光客は地域とそこに住む人々との心の交流が生まれ、よりその土地が好きになり、地域への責任感が生まれます。地域住民は観光客が活動に参加したことでより良い環境の中で暮らすことができます。国際大会や大型イベントの主催者からは「せっかくハワイに行くのだから、何か島のためになることがしたい」という声が多く寄せられます。その時に私たちはゲンキ・アラワイ・プロジェクトを紹介しています。例えば、アニメ〈ポケットモンスター〉由来のゲームの公式世界大会〈ポケモンワールドチャンピオンシップス2024〉がハワイで開催されましたが、世界各国のトッププレイヤーが競技の合間にこの活動に参加し、環境再生に貢献しました。

ハワイは日本の人々と長年にわたる友好関係を築いてきました。日本で開発されたEM技術がハワイの環境保全に役立っていることは、両地域を結ぶ力強い架け橋となっています。アラワイ運河周辺のホテルや日本の旅行会社でもEMゲンキボールによる浄化活動が広がってきていて、日本の観光客の皆さんがゲンキ・アラワイ・プロジェクトに関われる環境が整ってきています。日本の皆さんには特に、単なる観光客としてではなくハワイを愛する同じ家族のような存在として、ハワイの未来を共に築いていく仲間としてぜひハワイに来ていただきたいと思っています。

これからの観光は、地域とそこに暮らす人々の双方に利益をもたらす「再生型」であるべきです。ゲンキ・アラワイ・プロジェクトはその好例で、自然環境の再生だけでなく、地域社会と訪問者との間に心のつながりを築いています。
EMモンスターボールも登場!
 

8月8日 世界EM団子の日 ワールドフェスティバル

 
水を通じて世界が一つになる8月8日

2009年にマレーシアで活動する団体が主催したEMによる浄化イベントを機に、世界のEM活動家の中では8月8日が「世界EM団子の日」となっている。それぞれの国で水環境の浄化活動が進められる中、2024年にはEMハワイと沖縄の地域応援団おおとり会が主体となり「世界EM団子の日ワールドフェスティバル」を開催した。

日本とハワイをリアルタイムでつなぎ、EMゲンキボールを一斉に各地域の川や海、運河に投入した。2025年はハワイからが2団体、日本からは約20団体が参加し、その他10ヶ国以上が録画を通じて参加。それは、水を通じて世界中の心がひとつになる瞬間。大地と海、そして人々の想いが響き合い、地球というひとつの故郷を守る祈りとなって広がっている。
  • ゲンキ・アラワイ・プロジェクトのメンバーを中心に日本とのつながりを感じながらアラワイ運河へEMゲンキボールを投入。
  • 沖縄会場参加者のみなさん。日本では沖縄をはじめ全国で同時開催された。
    (写真提供元:地域応援団おおとり会)

人間が動くことで自然が蘇る

 
 
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ 広報部長 フィ・ヴォさん
Huy Vo Director of Marketing Communications The Ritz-Carlton Residences, Waikiki Beach
ハワイには「Ola ika Wai (オラ・イカ・ヴァイ:水は命であり、命は水である)」という言葉があり、ハワイ(Hawaii)という地名は「Ha(息)+Wai (水)+I(魂)」からできています。海の水が蒸発して雲となり、それが山に降って川となり海へ再び戻っていきます。山に降った雨は50年の歳月をかけて私たちを生かす水となります。そうした水の循環と恵みをハワイに住む私たちは感じて生きています。

ゲンキ・アラワイ・プロジェクトはあえて人間が行動することで自然環境を蘇らせることができる活動です。ゴミ拾いや植林などの環境保全活動は世界中で行われていますが、生態系そのものにアプローチをして復活させるという活動はなかなかありません。とても独自性があるプロジェクトだと思います。

リッツ・カールトンには「お客様に心あたたまる思い出に残る体験を提供する」という使命があります。当ホテルには世界中を旅しているお客様が宿泊されるので、「どこにでもある体験」ではなかなかお客様の思い出には残りません。ですが、お客様自身がEMゲンキボールをつくって投入することで、「またハワイに来た時にはアラワイ運河がさらにきれいになっていますようにと願いを込めて活動に参加した」という体験が深い思い出となります。

また、私たちが大切にしている3つの価値(教育・環境・地域経済)においてもゲンキ・アラワイ・プロジェクトは合致しています。EMゲンボールをつくったり運河に投げ入れたりすることを学校教育でも開催していて、それが環境保全活動につながる。そして、観光客の方々がその体験にお金を払って参加することで活動が継続でき、観光業界が盛り上がると地域経済も活性化します。

前支配人のお母様は、子どもの頃にアラワイ運河で泳いだりカヌーをしたりして遊んだことがあるそうです。当ホテルはアラワイ運河から徒歩2~3分のところにあります。泳いだり魚を釣って遊んだりできるアラワイ運河を取り戻すために、今後も一緒に活動を続けていきます。

>リッツカールトンのゲンキ・アラワイ・プロジェクトの取り組みを動画で見る
 

ゲンキ・アラワイ・プロジェクト教育機関担当 マリー・アン・コバヤシさん
Mary Ann Kobayashi Educational Coordinator
私は中学校で科学の教師をしていました。ゲンキ・アラワイ・プロジェクトでは教育機関を担当しています。現在、プロジェクトには40校以上の学校が参加していて、教育機関との橋渡しや学校での出張講座をしています。
学校からEMゲンキボールづくりの依頼があった時は、その学校の形態や先生たちの意向を聞くことを大切にしています。こちらが押し付けてしまっては長く続きませんから。先生たちがやりたいと思う形が作れるようにお手伝いをしています。
ゲンキ・アラワイ・プロジェクトコミュニティ&メディア担当 フミコ・サトウ・チュンさん
Fumiko Sato-Chun Community & Media Liaison

フミコ・サトウ・チュンさんはゲンキ・アラワイ・プロジェクトのコミュニティ&メディア担当。メディア関係で働いていた知識と経験を活かし、プロジェクトがTVや新聞に取り上げられやすいように発信している。
ハワイの文化伝統継承者 プア・カマ・ホアホアさん
ゲンキ・アラワイ・プロジェクトのスタート時から応援してくれている。プアさんは8月8日の世界EM団子の日のオープニングイベントとして水に祈りを捧げてくれた。

ハワイでは「アロハ」という言葉が日々飛び交う。しかし、「アロハ」は単なる挨拶ではない。人を慈しみ、心を開き、互いに尊重し合いながら生きる姿勢を示す生き方そのものを表す言葉だ。

「アロハ(Aloha)」は「Alo(目の前にあるもの・存在)+Ha(息・生命)」から成り立つ。古代ハワイでは日本人がお辞儀をするように、お互いに呼吸をし合うという挨拶があった。相手と自分の息(存在・生命)を交換することに通じ、「相手と生命の息吹を分かち合うこと」の意味が含まれている。「相手」とは、人間だけではない。鳥や虫、山や川、海とも生命を尊び合える存在であることがアロハ・スピリットなのだろう。

ゲンキ・アラワイ・プロジェクトは私たち日本人観光客を「単なる観光客」ではなく、共にハワイを愛する仲間・家族として受け入れ、アロハの心を伝えてくれる取り組みである。日本で生まれたEM技術が20年以上も前から日本とハワイに美しい架け橋を築いてきた。自然、地域、心と心が通い合うアロハの旅へ。

EM Hawaii LLC
560 N. Nimitz Hwy #217A
Honolulu, HI 96817

EMハワイ公式英語サイト:https://www.emhawaii.com/
EMハワイ公式インスタ:https://www.instagram.com/em.hawaii.llc
※ハワイを訪れる際に、ゲンキ・アラワイ・プロジェクトの活動に参加してみたい方もぜひお問合せ下さい。


ゲンキ・アラワイ・プロジェクト公式英語サイト:https://www.genkialawai.org/
ゲンキ・アラワイ・プロジェクト公式インスタ:https://www.instagram.com/genkialawaiproject/
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